ウイング高橋ライディングスクール

いつものとおり受付、ゼッケンを付け、準備体操の後は店長の恒例の乗り方の指導が始まります。体とバイクを使った、講習はなるべく分かりやすい指導を心がけています。、ブレーキングの姿勢に特に重点を置いた指導を受けて、模範走行の後はいよいよ慣熟走行が始まります。

午前中の内容は今年第１回目ということもあり、まずは人とバイクの肩慣らしも兼ねて、パイロンの間隔やオフセット（左右の振り幅）がそれぞれ異なるパイロンスラロームと、徐々にスピードを４０，５０，６０，７０km/hとあげて指定された目標までで停止するブレーキング訓練と、二つのセクションをやっていきます。特に目標制動では直線だけのブレーキですが、後輪がすぐロックするなど、自分が乗っているマシンのブレーキを使いこなすことの難しさを多くの人が再認識した様子でした。そして、午前中の講習も終えて昼食タイム。バイク乗り同士、話も弾みます。

午後からは午前中のまとめでパイスラ＆目標制動をやっていきます。皆さん、体がほぐれてきたようで、目標制動でもロックさせる方が少なくなってきたようでした。
体もバイクも温まってきた頃、いよいよ今回の総復習の意味を込めてのコース走行に移っていきます。午前中にやったブレーキと、パイスラでのコーナーリングの感覚を複合コースに置き換えて走っていきます。途中、店長のメガホンからのアドバイスを聞きつつ、自分のペースをつかみながら周回をこなしていきます。小出自動車学校の構内をすべて使った（2輪のＳ字・クランク・坂道発進の坂など）特設コースはなかなかに走り応えがあって、それもほとんどが複合コーナーになっているので、早く走るよりも、1つ1つの正確なコーナーリングが必要になってきます。
ラインの取り方次第で次のコーナーの進入の難易度が変わってくるのもコース走行の難しさのひとつだと思います。自分の走りを一つずつ確認しながら、皆さんがおもいおもいに楽しみつつも真剣に走っているようでした。中にはコース外から参加している人の走りをじっくり観察したり、自分と同じバイクの後ろを走ったり、店長の後ろにタンデムしてライディングを確認している方もいました。

そして、午後3：30から効果測定の意味を込めてコース走行をしました。